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#166 新スキル感想15 アラム・ファング【剛】(スピリットランサー)

· ドラゴンズドグマオンライン,検証・考察・攻略,ジョブ攻略

アラム・ファング【剛】の変更項目は以下の通り。火力のみが上昇するシンプルな強化だ。

  • ダメージ量が増加。
  • 造魔、魔族、戦甲系の敵に与えるダメージ量が増加。

今回は以下の項目を検証した。

  • 攻撃力
  • 戦甲へのダメージ

攻撃力

対象:Lv.90ゴブリン 

武器:IR95 (聖吸クレ) 

アビ:「闘勢」「攻聖」「烈堕」「槍堕倒」「槍堕破」

  • アラム・ファング【技】+フォル・スラスト:(456+553+814)+2186 5.0s (dps:802)
  • アラム・ファング【剛】+フォル・スラスト:(525+638+964)+2186 5.0s (dps:867)
  • アラム・スレイ:434+323+501 2.4s (dps:524)
  • コル・スパイク(2ゲージ):1900+542 5.3s (dps:461)
  • コル・ミーティア(攻撃後キャンセルあり):814+586+521+586+521+651+716+130+130+1685 7.4s (dps:856)
  • コル・ミーティア(攻撃後キャンセルなし):814+586+521+586+521+651+716+130+130+1685 8.0s (dps:762)

※補足 

上記条件から「烈堕」を外した場合。

  • アラム・ファング【技】+フォル・スラスト:(456+553+814)+1987 5.0s (dps:762)
  • アラム・ファング【剛】+フォル・スラスト:(525+638+964)+1987 5.0s (dps:823)

アラム・ファングが、条件次第ではSランサーの最大火力になることは承知の通りだが、【剛】派生ではさらに火力が上昇した。

アビ「烈堕」を外した状態でも、【剛】派生なら全スキルトップクラスの火力をもっている。

(コル・ミーティアは最終攻撃後にキャンセルをかけることでスキルフレームを短縮できる。このため、コル・ミーティア×2の総フレーム(約14.7s)と、通常コル・ミーティア(約8.0s)を両方記載した)

戦甲敵へのダメージ

武器:IR95 (聖吸クレ) 

アビ:「充実」「闘勢」「攻聖」「烈堕」「槍堕倒」「槍堕破」

対象:Lv.85戦甲ゴアマンティコア・重装

吹き飛ばしダメージ(紫ダメージ)(戦甲部位)

備考:非カウンター攻撃時、ヒール効果あり(戦甲部位緑発光)

  • アラム・ファング【技】+フォル・スラスト:(529+794+700)+2104
  • アラム・ファング【剛】+フォル・スラスト:(529+794+700)+2104
  • アラム・スレイ:533+479+777
  • コル・スパイク:2281+627
  • コル・ストルム:(247+247+345)+469+966
  • コル・ミーティア:1104+529+441+529+441+588++761+130+130+2041

通常ダメージ(黄色・橙色ダメージ)(戦甲部位)

  • アラム・ファング【技】+フォル・スラスト:(1377+1672+2459)+6261
  • アラム・ファング【剛】+フォル・スラスト:(1486+1805+2654)+6261
  • アラム・スレイ:1481+977+1514
  • コル・スパイク:6599+1885
  • コル・ミーティア:2828+1770+1573+1770+1573+1947++407+407+5179

紫ダメージの比較数値については、意外なことに全く変化が見られなかった(複数の戦甲敵で調べた際にも同様の結果が出た)。

最初はバグかなとも思ったが、よくよくスキル説明文を見てみると、スキル説明文の書きかたが他ジョブと違うため、これが正式な仕様だと思われる。

この検証をしていなかったら、筆者はずっと勘違いしたまま使い続けていただろう(思い込みって怖い!)。

下記に参考説明文を乗せておくので、改めてその違いを確認してほしい。

※説明文の違い

  ハンター→渦巻き射ち【技】

  • チャンス攻力と疲労攻力が増加。
  • 気絶攻力が増加。
  • 戦甲を攻撃時、ダメージ量が増加。

 ウォリアー→柄打ち【技】

  • チャンス攻力、疲労攻力がやや増加。
  • 戦甲を攻撃時、ダメージ量が増加。

 スピリットランサー→アラム・ファング【剛】

  • ダメージ量が増加。
  • 造魔、魔族、戦甲系の敵に与えるダメージ量が増加。 

戦甲部位ではなく戦甲敵へのダメージが増加したことで、特に小型戦甲敵への対応力が高まった。攻撃の出も早く、戦甲グリムワーグなどの素早い敵にも攻撃を当てやすい。

【剛】派生の特徴は、Sランサーの最大火力スキルがさらに強化されたという点だ。当然ながら、通常時・ダウン時に関して、このスキル以上に単体火力が高いスキルは存在しない。特に理由がない場合は、【剛】派生を主軸スキルにしてしまってもいいだろう。

強化された火力を活かすため、アビ「槍堕」2種は必ずつけるようにしよう。アラム・ファングは複数戦がやや苦手なため、立ち回りでは各個撃破を意識しよう。

感想

検証のため、様々な戦甲敵にアラム・ファングを使用してみたが、このスキルは大型戦甲敵には不向きだと感じた。特定の部位に攻撃を集中させることが難しく、最終段の高高度フォル・スラストを安定して当て続けことが難しいからだ。逆に、小型敵に対しては、コル・ミーティアやコル・ストルムよりも素早く倒せる場面が多かった。

特にソロプレイ時には、自分から積極的に敵を倒したい場面が増えるため、火力が強化された【剛】派生は扱いやすいはずだ。

攻撃的な【剛】派生とサポート重視の【技】派生、どちらも有能なスキルなので、ソロプレイやマルチプレイ、通常敵や戦甲敵など状況を選んで使い分けよう。