渦巻き射ち【技】の追加仕様は以下の通り。
- チャンス攻力と疲労攻力が増加。
- 気絶攻力が増加。
- 戦甲を攻撃時、ダメージ量が増加。
渦巻き射ちは、溜め時間約2.5s、当たれば確実に16ヒットする多段式射撃だ。
今回は、下記の項目について検証を行っていく。
- 戦甲敵へのダメージ
- 気絶値の効果
- 疲労攻力
- チャンス攻力
1.戦甲敵へのダメージ
武器:IR90 (雷クレ) アビ:「充実」(吹き飛ばし力+60)
対象:Lv.85戦甲リザードマン・軽装
吹き飛ばしダメージ(紫ダメージ)(戦甲部位)
- 渦巻き射ち【技】+「紅蓮爆矢」:(897+82*15)+181=2308
- 連なり射ち【剛】+「紅蓮爆矢」:(65+36)*6=606
- 矢継ぎ嵐+「紅蓮爆矢」:327+36・・・(連射数に応じて数値増加)
通常ダメージ(黄色・橙色ダメージ)(戦甲部位)
- 渦巻き射ち【技】+「紅蓮爆矢」:(491+45*15)+266=1432
- 連なり射ち【剛】+「紅蓮爆矢」:(55+31)*6=516
- 矢継ぎ嵐+「紅蓮爆矢」:246+47・・・(連射数に応じて数値増加)
現在普及している連なり射ち【剛】と比較しても、紫・通常ダメージどちらも高い。紅蓮爆矢への依存度が低いことを考えれば、むしろ他スキルよりも優秀とも言える。
一番の強みは、戦甲部位の状態によってスキルの使い分けが必要ない”扱いやすさ”だろう。
補足として、上記のダメージは戦甲部位に対してのダメージだということは覚えておこう。戦甲部位が剥がれた箇所は連なり射ち等のダメージが上昇するため、ダウン時などでは他のスキルが優れている。戦甲部位の有無によってスキルを使い分けよう。
また、戦甲敵以外の敵には殆どダメージが出ない。オークなどには別スキルで対応しよう。
2.気絶値の効果
武器:IR90 (雷クレ) 紅蓮縛矢込み
対象1:Lv.85戦甲リザードマン・軽装
対象2:lv85練習用サイクロプス
結果
対象1:4ヒットで気絶
対象2:5ヒット(頭部ヒット)で気絶
紅蓮爆矢込み、気絶関連アビなしの検証ではあったが、結果は十分実用範囲内であった。遠距離攻撃である利点を活かせば、ナイトメアなどの有翼系などを確実に気絶=行動停止させることが可能だろう。
3.疲労攻力
武器:IR90 (雷クレ)
対象:lv40練習用サイクロプス
一撃でこの削り値。連なり射ちと比較した場合、およそ2セットフルヒット分は削れている。
はっきり言って、ファイターのシールドバッシュ【技】などよりよっぽど優秀。時間当たりのコア削り量は連なり射ちと殆ど変わらないが、こちらは単発ヒットのため、立ち回りでの安定感に優れている。
(今更言っても仕方がないが、過去のEM「淀みの大竜力」戦でこのスキルさえあれば、もっと楽が出来たのに・・・と思ってしまう)
4.チャンス攻力
武器:IR90 (雷クレ)
対象:lv40練習用サイクロプス
結果:1セットでダウン
予想に反し、2発目を構えている間に終わってしまった。
使用感としては、皿のブラックヘイズと似ている。
結論を言えば、渦巻き射ち【技】はチャンス攻力も非常に高い。
溜め時間+多段ヒット時間の合計が約6s掛かることを考慮しても、遠距離、単発射撃であることを考えれば十分な性能だ。
渦巻き射ちは攻撃が多段ヒットする関係上、ダウン方向を決定する最終攻撃になりやすい。
ハンターはダウン方向によって扇射ちなどの火力スキルが使えない場合があるため、余裕が有る場合は、射撃方向などにも意識してみよう。
感想
「渦巻き射ち【技】」は」、まさにプレイヤーの希望通りの、ハンターらしい良スキルだと感じた。
射程距離と溜め時間のバランスもよく、仮に的を外したとしてもスキルの仕様に理不尽さを感じない。ミスを自分の責任だと感じられる操作性は、アクションゲームのストレスを減らす上でとても重要だ。
対応場面も戦甲系、弱点コア系と幅広く、ハンターにあまり慣れていないプレイヤーにもお薦めだ。
もちろん、これまで強力だった「降らし爆炎矢」「矢継ぎ嵐」などには別の強みがあるため、どのスキルを使うかは好みになるだろう。
「渦巻き射ち【剛】」が解放された後のプロハンターのスキル構成が今から楽しみだ。
これまでのハンターは扱いきるのに敷居が高いジョブだったが、前シーズンの「連なり射ち」と今回の「渦巻き射ち」の強化によって、扱いやすさが大分向上した。
ハンターに苦手意識を持っている方も、ぜひ一度このスキルでハンターを遊んでみよう。